光酸発生剤について
- スルホニウム塩とヨードニウム塩の差は何でしょうか。
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スルホニウム塩:貯蔵安定性は良いですが、増感剤の効果が小さいです。ヨードニウム塩は貯蔵安定性が比較的悪いですが、増感剤の効果が期待できます。
- 一般的な添加量を教えてください。
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用途、膜厚によりますが、0.5~1wt%程度となります。
- アニオンはどのように選定すれば良いでしょうか。
重合を目的とするような強酸が必要であれば、当社独自の特殊アニオン、ボレートアニオン、FGアニオンを推奨します。
レジスト用途などに使われる有機酸アニオンをについては別途ご相談を承ります。
各種アニオンのレーダーチャートは下記の通りになります。
- 硬化物の着色を抑えるにはどうしたら良いでしょうか。
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CPI-101A(アンチモン化合物)、CPI-310FG(非アンチモン化合物)をご検討ください。また、光源の露光量を減らす、エネルギーの強い短波長をカットすることも有効です。
熱塩基発生剤について
- DBUとDBNの違いは何ですか?
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pKaと沸点が異なります。お客様の使い方によってご選択ください。
- エポキシ硬化物に透明性を付与する製品はありますか。
- U-CAT 18X,U-CAT5002,U-CAT5003をご検討ください。
- ウレタン硬化物の着色を防ぐにはどうしたら良いでしょうか。
- 基本的にアミンが着色源になるため、当社には該当製品がございません。
- 低温硬化を実現させたいのですが・・・。
- 2液系などポットライフが気にならないのであれば、DBUをご検討ください。ポットライフが気になるならU-CAT SA1,U-CAT SA102をご検討ください。
- アミン系硬化剤と相性が良い製品を教えてください。
- 弊社ではアミン系触媒を取り扱っておりますが、アミン系触媒ではアミン系硬化剤の促進をすることはできません。