製品情報
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CPI-410S
i線・h線高感度のスルホニウム塩タイプの光酸発生剤。特殊リン系アニオンを使用しているため、非Sb系でありながらSbF6アニオン品と同等の酸強度を有し、高いカチオン重合性を示す。また、非極性有機溶剤を含む様々な溶剤やモノマーへの溶解性に優れる。
CAS RN® | 1195763-42-8 |
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分子量 | 1084.9 |
物性・荷姿・開発ステージ
外観 | 白色~黄色粉末 |
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荷姿 | 0.5kgポリ瓶 |
開発ステージ | 量産 |
サンプル | 無償サンプル:廃止⇒東京化成工業様のサイトでご購入をお願いします。製品コード「T4222」 有償サンプル:100g~(100g単位) |
よくある質問
- 吸収波長はどの程度でしょうか。
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i線(365nm)では、モル吸光係数で9600 [M-1cm-1]程度、h線(405nm)では1380 [M-1cm-1]程度の吸収があります。g線(436nm)にはほぼ吸収がありません。
- PF3(C2F5)3アニオンは特徴はどういったものでしょうか。
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非Sb系でありながらHSbF6同等の酸強度を有し、高いカチオン重合性を示します。またこのアニオンを有する酸発生剤は、非極性有機溶剤を含む様々な溶剤やモノマーへの溶解性に優れます。
- 発生酸が異なるタイプはありますか。
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B(C6F5)4アニオンであるCPI-410Bがございます。その他のアニオンも開発実績がございますのでご興味のあるアニオンがございましたら、お気軽にお問合せください。
- どの程度添加すれば良いですか。
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用途、膜厚にもよりますが樹脂に対して0.5~2wt%程度添加してください。
- どの程度の膜厚が適していますか。
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用途、添加量にもよりますが、透過率の影響が小さい10μm以下の薄膜が適しています。100μm以上の厚膜の場合、モル吸光係数の小さいタイプ(CPI-100、200シリーズなど)が深さ方向への光透過率が高く、深部まで酸を発生可能です。50μm程度の中膜厚ですとCPI-300シリーズが適しています。