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CPI-200K/ 210S

当社独自製法によるモノ体高純度のスルホニウム塩タイプの光酸発生剤。カチオン重合性樹脂混合時の貯蔵安定性に優れる。

特殊リン系アニオンを使用しているため、非Sb系でありながらSbF6アニオン品と同等の酸強度を有し、高いカチオン重合性を示す。また、非極性有機溶剤を含む様々な溶剤やモノマーへの溶解性に優れる。

CPI-200Kは、50%プロピレンカーボネート溶液、CPI-210Sは、無溶剤タイプの粉体品です。

CAS RN® 870681-07-5
分子量 817

物性・荷姿・開発ステージ

外観 CPI-200K:淡黄色液状
CPI-210S:白色粉末
荷姿

CPI-200K:1kgポリ瓶、20kgポリ缶
CPI-210S:0.5kgポリ瓶、10kgペール缶

開発ステージ 量産
サンプル 無償サンプル:廃止⇒東京化成工業様のサイトでご購入をお願いします。
       製品コード:CPI-200K「D6256」、CPI-210S
D6261
有償サンプル:100g~(100g単位)


よくある質問

吸収波長はどの程度でしょうか。
i線(365nm)では、モル吸光係数で80 [M-1cm-1]程度の吸収があります。
h線(405nm)やg線(436nm)には吸収がありません。
PF3(C2F5)3アニオンは特徴はどういったものでしょうか。
非Sb系でありながらHSbF6同等の酸強度を有し、高いカチオン重合性を示します。またこのアニオンを有する酸発生剤は、非極性有機溶剤
を含む様々な溶剤やモノマーへの溶解性に優れます。
発生酸が異なるタイプはありますか。
PF6アニオンであるCPI-100P、SbF6アニオンであるCPI-101Aがございます。
また、トリフルオロメタンスルホン酸等のスルホン酸塩の開発実績もございます。
その他ご興味のあるアニオンがございましたら、お気軽にお問合せください。
どの程度添加すれば良いですか。
用途、膜厚にもよりますが樹脂に対して0.5~1wt%程度添加してください。
どの程度の膜厚が適していますか。
用途、添加量にもよりますが、モル吸光係数が小さいため100μm以上の厚膜であっても、深さ方向への光透過率が高く、深部まで酸を発生可能です。
一方、10μm程度の薄膜の場合、透過率の影響が少ないため、モル吸光係数の大きいタイプ(CPI-400シリーズなど)が適しています。50μm程度の
中膜厚ですとCPI-300シリーズが適しています。
増感剤には何を使えばよいですか。
ジブトキシアントラセン(DBA)などのアントラセン系の増感効果が高いです。
一方、イソプロピルチオキサントン(IPTX)などのチオキサントン系の増感効果は低いです。

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