有機強塩基は、サンアプロが1967年に世界で初めて工業化に成功しました。
光酸発生剤・熱塩基発生剤・熱酸発生剤のあらゆるニーズに対応する製品開発を行っています。
「CPI®-100シリーズ」は当社独自製法により製造されるトリアリールスルホニウム塩タイプの光酸発生剤(光カチオン重合開始剤)です。従来品が多量のビススルホニウム塩を含むのに対し、「CPI®-100シリーズ」はモノスルホニウム塩の純度が高いため、有機溶剤やマトリックス樹脂への溶解性に優れ、エポキシ樹脂等のカチオン重合性組成物の一液貯蔵安定性に優れています。
DBU®、DBNを各種有機酸と組み合わせることによって熱潜在性を付与した製品がございます。ご使用目的に応じて、最適な商品をご選択ください。
オニウム塩型の熱酸発生剤です。電子材料分野や光学材料分野における熱カチオン硬化型の接着剤やコーティングなどに使用されています。高活性なだけでなく、より高機能な当社オリジナル品も開発しています。
DBU® および DBN は極めて強い塩基性を示す有機化合物です。 各種溶剤等との相溶性に優れ、多くの有機合成反応の触媒などとして有用です。 従来の 3 級アミンあるいは無機系の塩基性触媒を用いるよりも、より温和な条件で反応収率と選択性の向上を図ることができます。 また、各種の重合あるいは架橋反応の触媒としても使用されます。
当社の製品をご検討いただきありがとうございます。
製品開発担当者様や研究者様が直面する課題に対し、当社製品の特性やデータ・技術情報をご提供しながら製品開発のお力添えを行っています。
近年では有機フッ素化合物:PFAS(ピーファス) (ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物の総称※) の規制が世界的に強まる中、当社として、お客様により安心してお使いいただくために、PFASフリー製品の開発に注力しております。既存のPFASフリー製品のラインアップもぜひご活用ください。
※PFAS:2021年に公表されたOECDの定義