微細化と高純度化でパートナー製品の未来の小型省電力を実現
当社が手掛ける光酸発生剤などの製品は、半導体製造をはじめとする先端産業に欠かせないものですが、今後さらに未来に向かって微細化、高純度化することが求められています。それはさまざまな製品の小型化、省電力化につながり、それがエネルギー保護、さらには環境保護に繋がっていきます。地球の未来を見据えながら、お客様の要望するニーズを的確に捉え、価値が高く、現代社会においてなくてはならない素材を創り出す。それが当社のミッションであると考えています。
「美しくすぐれた時代に人々が和やかに暮らす」という意味を持つ「令和」 という新しい時代を迎えてから、目まぐるしいスピードで変化し続ける現在。 平成の後半には東日本大震災などの大きな災害が起こりましたが、それらを乗り超え、明日への希望を持って迎えた令和の時代もコロナ禍や世界各地での戦争が続き、国内でも豪雨災害や能登半島地震に見舞われるなど、混沌とした世の中が続いています。
戦争の影響などによる原料の高騰、開発スピードのアップなどで化学産業全体が変革期を迎えています。当社はここでもう一度初心に帰り、技術を磨き、お客様のニーズに合わせたファインケミカルに取り組んでいくことが求められていると考えています。それは私たちだけでできることではなく、お客様=パートナーが共創して頂けるからこそ。「お客様と一緒に考える」ことで、それぞれのニーズに合わせたカスタマイズができ、多種多様なものに役立つ製品作りができるのです。
サンアプロは光酸発生剤、熱塩基発生剤、熱酸発生剤において様々なタイプの触媒をラインナップしており、半導体関連材料やディスプレイ、3Dプリンターなどの光造形材、ウレタン材料など多岐の用途でご使用いただいております。
一方で、当社製品がもっと多様な用途でお役立てるのではないかと日々新規用途を探求しています。
ホームページに詳しく製品情報や技術情報を掲載しており、アクセスいただいたお客様の新しい“気づき”に貢献できれば幸いです。
お客様の製品をより良くするためにお困り事がありましたら、是非当社にご相談下さい。専門知識を持ったスタッフが対応致します。
“一緒に考える、サンアプロ”です。どうぞよろしくお願いいたします。
当社は、有機合成技術を駆使して特殊な触媒をご提供する企業です。UX(User
Experience)
推進部はお客様のニーズに応えるため、お客様と“一緒に考える”をモットーとして製品提案や当社開発チームとの橋渡しを行い、唯一無二の製品をご提供することを目指しています。
当社は自社の生産工場を持たない“ファブレス企業”であることを特徴としています。固定化された設備に製造プロセスを合わせるという概念にこだわることなく、開発した製品に適したプロセスや製造スケールを柔軟に選択することができるという強みを持っています。
超強塩基や超強酸というシーズをもとに、顧客ニーズに基づいたカスタマイズ化を開発のベースに、時代の変化に柔軟に対応してきたもので、その土台(伝統) にあるのが、「まずやってみる」の精神です。
これに加え、自身のモットーにしている「感謝」「本質」「信念」「笑顔」「チャレンジ」を具現化すべく、『日々の日常に感謝し、物事の本質を理解、信念をもって新しい価値創出にチャレンジすることで、皆を笑顔にする』を実行するため、社内組織(営研生) のみならず、顧客・サプライヤー・生産委託先や大学専門機関などと一体となって取り組んでおります。
サンアプロは、1966年に有機超強塩基のDBU®を世界で初めて工業化、用途開発を行い、医薬用原料中間体の製造のほか、ウレタン化触媒やエポキシ硬化促進剤など、自動車、半導体周辺など幅広い分野の発展に「特殊触媒のメーカー」として貢献してきました。
2000年から開発に着手した光酸発生剤(PAG)
を新たな製品ラインナップに加え、熱から光を利用した分野へと事業領域を広げております。